◆世界観◆


アース(地球)。
創聖主がその星を生みだし、生命を誕生させ、未来すらも創造される世界。

3代目の創聖主は天魔戦争により逝去し、500年の年月が流れた最中、人間界で人間の男の子として生まれ変わっていった。
そして現在。
歴史は人間界を中心に動き出す…

現在の人間界は、それぞれの国で産業・科学などが目覚ましい発展を遂げ、貿易などで国での交流を深めていた。
だが、その反面、意見の対立や私利私欲のために、国同士の戦争が毎日のように起こっていたのだった。

そんな日々の中、戦争のせいで勉学を学びたくても学べない子供たちを見た一人の女性が、
忘れられたように誰も足を踏み入れなくなった砂漠地帯に、巨大な学園を築きあげた。

学園の名は『アカデミー』。
その学園に創聖主の生まれ変わりである少年が足を踏み入れたとき、
学園を舞台とした物語は始まる……




◆用語集◆

『アース(地球)』 創聖主によって創られた星。

『神魔界』 3代目の創聖主が創りだした世界。
       現在は、創聖主の逝去と共に滅んだ。
       神魔聖族という種族が住んでいた。
       創聖主の住む神殿があり、十二神将も此処に集められていた。
       聖域と呼ばれる木々の茂った緑豊かな土地がある。

『魔影界』 魔影族の住む世界。
       現在は、入り口を封鎖され、魔界の王が入り口を管理している。

『人間界』 人間の住む世界。精霊(エルフやドワーフなど)やモンスターの存在がある。
       人間の手によって文明が築かれ、王などが国を治めている。
       己の私利私欲のため、彼方此方で戦争が起こっている。

『天界』 天使の住む世界。神(ロード・オブ・ナイトメア)が治めている。
      都市部から離れた地帯は、天魔戦争により荒廃した土地と化している。

『魔界』 魔族の住む世界。魔王(カオス・ニードル)が治めている。
      人間の命を表した蝋燭が置かれた、蝋燭の館と呼ばれる場所がある。

※天魔戦争後の天界と魔界は争う事を辞め、親睦を深めるために中間層の世界を作った。


『創聖主』 世界を創造する者。(初代が一番強い存在だった)
       初代と2代目は時を操る力も持っていた。

※3代目のときは裏創聖主を作り、その者に時を操る力を持たせ、時の守人とした。

『神魔聖族』 天使と悪魔の羽を持つ種族。
         純粋な神魔聖族の者も居たが、創聖主に拾われ神魔聖族になった者も居る。
         暗い過去を持つ者が多く、最も辛い過去を持つ者には十二神将の地位が与えられ、創聖主の傍に置かれた。

※十二神将に選ばれるのは12名のみだった。

『魔影族』 天使と悪魔の羽を持つ種族。しかし、その羽は黒く染まっている。
       神魔聖族の者が精神を極限まで病むと、魔影族に堕ちてしまう。
       組織的な空間を嫌い、自分の欲望のままに生きることを自由とし、神魔聖族を忌み嫌っている。

『人間』 本編の中心となる種族。
      羽は持たないが、魔法を使うことは出来る。
      多種族からは、欲の強い種族と見られている。

『神族』 天使の羽を持つ種族。(天使とも呼ばれる)
      その中でも力が強く、最も白き希少な存在を<ホワイツ>と呼ぶ。
      人間界に現れる事は滅多にない。

『魔族』 悪魔の羽を持つ種族。
      人間の生き血を啜り、その肉を食らって生きる。
      飢えを満たすために人間界に現れる事が良くある。

『その他の種族』 エルフ族・ドワーフ族・ドラゴン族などの種族。
            基本的に人間界に生息している。



『アカデミー』 アカデミー学園。
         年齢の制限はなく、学ぶ意思と悪意がなければ、誰でも入学できる学校。
         (但し、超倍率の高い入学試験に見事合格できればの話だが…)
         初代理事長(アイルの叔母)がアカデミー学園を立ち上げる。
         学園を作る際、何もない砂漠に魔方陣を描きその上に学園を築きあげた。
         学園の上にはもちろん自然があり、季節も存在するようにされている。
         完成当時は、極々普通の学校だったが、現在は部門という形で科目を分け、
         それぞれが一番学びたいことに専念できるシステムを採っている。
         (専門学校のようなものを想像してもらえれば理解しやすいだろうか?)
         もちろん、以前の普通科の学校の形も残っている。
         他にも表の部門として出たくない、または暗い過去を持っており、
         人と接触することが嫌いな人間には裏部門というのを設けている。

         部門に所属している者は、ある試験に合格すると仕事をする事も出来る。
         なので、アカデミーは学校という面と、産業国としての面も持ち合わせている。
         受験に合格してしまえば、生活面では一切の援助を行ってくれる。
         部屋を部門の場所であれば好きな場所に作れる事も出来る、
         ただし、裏部門の場合は部門場所に関係なく地下階層に部屋を作る事ができる。
         (隠し部屋を作ることも許されている。)

         生徒の部屋の鍵や、使用できる施設は全てカードである。
         このカードも部門やランクで分かれており、
         ランクによって使用できる物や場所もある。

         各部門には順位が設けられており、1位になった者には『部門長』という地位が与えられる。
         更に全ての部門において1位になった者には、『アカデミー部門』という部門に所属する事になり、
         最高の優遇を受けることが出来るようになる。

         アカデミー学園の理事長は女性のみがなることができ、
         現在2代目の理事長が100人の秘書を従えて学園を支えている。

       アカデミーは学園を中心区とし、その校舎を囲むように街が広がっている。
         ある種、学園というより、大国といっていい。

       その他にもアカデミー学園内は最新のシステムを搭載しており、
         生徒たちの生活をかなり便利にしている。
         (例としては大講堂で人数が多いので1人一台のパネルなどでデータを見せたりする。)


『ヘヴン家』 総資産額が全世界で第1位の大財閥だった。
        現在は原因不明の財閥消滅ということが起こり、ヘヴン家は滅んだとされている。

※現在はアカデミー学園が最高の資産額を誇っている。

『アイフル家』 アカデミー学園に次ぐ、総資産額を誇る大財閥。
          暗殺業を家業とし、政財界の裏で動く一家。
          政財界の者に手を回し、地図から抹消された孤島に住んでいる。



『天魔戦争』 神族と魔族による大戦争。
         この大戦で多くの天使と悪魔が亡くなった。
         そのあまりの惨劇に終止符を打つため、3代目の創聖主が自らの命と引き換えに戦争を止めた。
         創聖主の死により、魔力の途切れた神魔界は崩壊し、
         身体より放射された閃光は神魔聖族を死にいたらしめた。



『黒の心臓』 フォード家に代々受け継がれてきた呪い。
         血液を黒に変色させ、その味は最も魔族の好む味になる。
         定期的に発作が起こり、裏人格も形成されて、精神が不安定になりやすい。
         特殊調合された薬の服用や支えになってくれる人がいると、抑圧する事も出来る。







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